深夜のキミの声は
実に頼りなく

僕はその声の色を
変える事が出来ず

ただ無力に月を
眺めて祈るだけです

太陽の存在は
とても偉大で

朝のキミの声を
僅かに勇気づけて

昨夜と違う色に変える

朝日は凄いなと
感心しながらも

光の屈折で色が変わる
その事を知ってる僕は

実はキミの心の闇の
深さと暗さが

何も変わっていない事も
知ってるんです

闇の暗さは光すら
吸い込んでしまうけど

何時かホントの
陽がキミに光をあてる


そうしたら涙が
乾くのなんて   すぐだ




笑夜