素敵な星空を見上げながら
君想うこんな夜

月明かりに照らされ祈る
君との愛が永遠である事

何て子供騙しもいいトコだよ
浸ってんのは勝手さ

だけど今お前が見ているのは
素敵な星空でも、月でもない

照らされてるのはベッドの脇の
ダウンライトさ
調光してたじゃないか

永遠なんてデタラメを
歯を浮かせて夢見るハニー

でもお前がしがみつくその腕
それは今だけの汗にまみれた
求愛のREAL

だってほら
あんなに声を上げてた時に
星も月も頭になかったろ?

唯、お前の求めたモノは
もっととせがんだモノは

ベッドの中にしかなかった
今もそうだ
この息切れした喉とべたつく汗

その瞬間こそ至福の
I work on confirmation.
ただそれも今だけのモノ

たった一瞬の真実の時
それだけで十分満たされる

お前の身体がそう言っている

今夜は曇り空
それでも素敵には違いない




笑夜