「ねー!この前ね、駅前のテディベア専門店でね、新しいくまちゃんが入荷されてたの~!!一緒に見に行こうよ-!!」


こいつが俺の彼女。
優生(ユウ)。

テディベアは俺達を繋ぐ唯一のもの
なんだけど、俺は飾るくらいが
BESTだと思ってるんだ。

彼女はかなりのテディベア愛好家で
俺と出会ってから更に増したらしく
自分の部屋は当たり前でリビングや
ベッドルームまでもが
沢山のテディベアだらけなのだ。
まさにクマの住む家そのものだ。



俺と優生は付き合ったばっかりだし、
優生の気持ちは俺に向いてんのか
時々心配になるんだよなぁ…。