天使のような悪魔な?!恋人

つまり…


中学のときに付き合ってた彼女と偶然、再会してまたあのころの気持ちがよみがえった。
だから、ァタシのことより元カノのほうばっかり気になって今日もデートしてたところをァタシが見ちゃったってことだよね。


ァタシに勝ち目なんて初めからないじゃない。
2人の間に入る隙すら…


ァタシだってバカじゃないんだよ。

そんな気まずそうな顔してほしいわけじゃない。
そんな悲しい顔してほしくなんかない。


だから、ァタシから言わなくちゃいけない。
取り乱さず冷静さを装って、


「彼女とより戻したいんでしょ??別れよ。」


このときの彼の顔をアタシは今でもはっきり覚えてる。
驚いた顔だったけど、悲しい顔をしているようにも感じられた。


だけど、ァタシも精一杯だったの。


自分がこれ以上傷つきたくなったから。

だから、ァタシはこの恋から逃げたんだ。



「待てよ。だったらなんでそんな顔してんだよ。今にも泣き出しそうな顔して、俺は納得いかないから。」


「だったらなに??もうあなたには関係ない。さよなら。」


ァタシまた全力でその場を後にした。


後ろから聞こえる彩雅の叫び声も聞こえない振りをして。