「奈央、大丈夫?」 「うん、心配かけてごめんね。授業は午後から出る…」 「何言ってんの!調子が良くなったら早退しなさい」 あみが叱りつけるように言った。 「そうだよ、奈央ちゃん。帰った方がいいって」 竜也も続けて言った。