「高橋…」
今にもキレそうな香奈。
「香奈…」
腕をひっぱり、怒りを止めようとするがー…
泰葉の手を振り払い、つかつかと先生の机まで向かう。
「ちょっ…」
慌てて追い掛けるが…
「高橋!あんた、何考えてんの!?」
ばんっと机を叩きつけ、椅子に座っている先生を上から睨みつける。
「…何が?」
「何がじゃない!いい加減にしなよね!泰葉が、どんだけ我慢してると思ってるの!?」
「香奈…!」
「泰葉は平気なフリしてるけど、本当は辛いの!そんなこともわかんないの!?」
香奈が何言っても、黙ったままの先生。
「黙ってないで何か言ったら!?」
「はぁ…」
深く溜め息をつき、やっと喋り出した。
「お前には関係ないだろ」



