真剣な目で俺を見つめる。 「3日間、高橋が一緒にいてくれてすごい心強かった。もしも、高橋がいなかったら…私もお母さんと一緒のことをしてたかもしれない」 さっきより身体が締め付けられ、腕に力がこもったのがわかる。 「だから、高橋がいてくれないと私は…一人で立っていられない」 身体に顔を埋めたままの麻生。 「…」 優しく身体から麻生を離すと同時に、信号機が青に変わった。 再び車が動きだす。