ホテルの非常階段でー… 「自分の気持ちを無視して、高橋のことばっか考えて…付き合ってて楽しい?」 「…なんで…?」 私には、立川くんがどうしてそんなことを聞くのかがわからなかった。 「俺から見ても高橋は、いい先生だと思うよ。だけど、それが残酷なときもある」 「残酷って…」 「高橋は、"教師"としてやっていることなのかもしれないけど…高橋に好意を持ってる生徒は、勘違いするかもね」 好意を持ってる生徒ー… 「…とくに、楓とか」 ドクン …麻生さんー…