「麻生!」 「あ、高橋ー!」 車を路上に停め、地べたに座り込んでいた麻生に駆け寄る。 顔はほんのり赤く、完全に酔っ払っていた。 飲酒は、停学だぞ? と怒鳴ってやりたいが… 座り込んでしまっている麻生を、車に乗せるのが先だ。 そっと抱きかかえ、車の助手席に乗せる。 酔いが覚めたら、他に誰と飲んでいたのか聞いてやる。 それで、新学期そうそう呼び出しだな。 そんなことを考えながら、自分も車に乗り、発進させる。