俯いて言葉を探していると、先生が泰葉の髪を優しく撫でる。 「気にするなって言ったろ?」 ふっと笑って、先生が言う。 また… 切なくなった。 花火はもう、ラスト。 スターマインが打ち上がっている。 「先生と、キスしたいです」 泰葉は真っ赤になりながら、先生の目を見て伝える。 「ただ…初めてだから…恥ずかしいのはありますけど」 初めから怖いことなんてなかったんだ。 「先生になら、何されても怖いことなんかないです」 だって… 先生が好きだからー…