「私は、優太にマユのこと心配しなくていいよって、言ってるんだから!私が二人をちゃんと支えてあげるからね!」
「。。。アミ」
思わず泣きそうになった。
「マユも辛いけど、一緒に頑張ろう!」
「。。。うん」
「こんなかわいい宝物を残してくれたんだからさぁ」
「。。。うぅん」
優太が亡くなって今日まで泣かないと決めたから一度も泣かなかった。
一度でも泣いたら、毎日泣き虫になっちゃうから。
だけどアミに優しくされたら。。泣いちゃうよ。
その時、アミが私を抱きしめてくれた。
「一人で我慢しなくていい。泣いたって弱くなったりしないから。。」
「。。。はい」
私は今まで我慢していた分の涙が全部、流れだした。。
そして、フワッと肩の力が抜けた気がした。
私は息するのも忘れて泣いてしまった。。
「マユは強いよ!強いんだよ。。えらい」
アミが私の頭を撫でてくれた。



