LoveLetter


夕方になりママにマンションまで送ってもらう。
帰る前にスーパーで材料も買った。

「じゃあ、ありがとうね♪」

「うんまたママも遊びに行くから♪」

「うん待ってる!」

私とヒナはママにバイバイすると部屋に帰った。

眠ってるヒナをベットに寝かせ、私はハンバーグの準備を始めた。

「。。おいしく作れるといいなぁ」

ピピピ〜♪
着信[トシ]

「はい!」

「今から行くわ。。」

「うん夕飯作ってるから食べてね!」

「。。まぢ!?ありがとう」

電話を切る。

昨日と変わらない元気のない声だった。。

30分後。

ピンポン♪

「いらしゃい!」

「うーす。おじゃまします」

部屋に入るとトシは持ってきた袋からビールを二本取りだし優太の仏壇へ置いた。

しばらく優太の写真を眺めボッ〜としてるトシ。
私はキッチンに戻りサラダを用意した。

すると

「。。。グスン。。ふざけんなよぉ」

トシが肩を震わせ泣いていた。

それを見て私も辛くなり
泣いてしまった。