LoveLetter


そしてそのままアミとタクシーで実家ではなく私のマンションに戻った。
こんな姿で実家に帰ったら、ママもヒナも悲しむから。

私はいつ眠ったのかもさえわからない、深い眠りだった。。。

夢の中。。

私はヒナを抱いて優太の仏壇の前に座っている

「。。。優太」

いつものように私は優太に話しかけていた

ヒナも優太の写真を見て笑っている

その時だった。

「マユは俺を裏切ったんだ。。」

優太の声が聞こえる。

怒っている優太の声。

そして私の前から仏壇が消え、そこはマンション ではなく、空き地になってしまった。

抱いていたはずのヒナもいない。。

どうして。。?

「裏切ったからだ。。」
ハッ!!

その瞬間、私は目を覚ました。。

優太は夢の中で私の大切なものを全て消してしまったんだ。。