そんな私達を見てハルさんが私に言った。
「。。マユ、こいつは本気でお前に惚れてるんだよ」
トオルの顔が見れなかった。
私は聞こえなかったフリをして瞳さんを探しにでた。
外にでる。
店の裏の公園、川沿い、駅どこにもいない。
私は仕方なく店に戻った。
「。。はぁ、どんな顔で店に帰ればいいんだろう」
私以外、みんな酔っ払っている。
冷静に会話なんてできるわけない。
私は下を向いて店に戻った。
「マユ!!大丈夫?」
アミがすぐに心配して私の所に駆け寄ってきてくれた。
「。。うん、ごめん。楽しく飲んでたのに」
ママはカウンターで潰れて眠っている。
トオルはもう店にはいなかった。
私はBox席に戻り座った。
その時だった



