朝、7時に目覚めたら、窓から差し込む光が、とてもまぶしくて。

とても良い天気だった。


一輝も、同時に目が覚めて。

優しく微笑んでくれた。


朝、起きたての一輝の無邪気な微笑みは、どうしようもないくらい、愛しいのだ。

あたしはそっと、一輝にキスをして、たばこに火をつけた。


「あたしたちって。ほんと不思議な関係だよね。」

「どうして?」

「だって。こんなに部屋に来てるのに。キスして。手をつないで寝て。」

「・・・・。」

「それが、幸せで。不思議な関係。」

「・・・・・。」


「今日は、楽しみだね!いっぱいデート、たのしまなくちゃ!」



そういうと、あたしは立ち上がって。洗面台に向かった。