部屋に着き、途中のコンビニで仕入れた、缶ビールと缶酎ハイで乾杯をして、いつものように、お笑いのテレビを見て、ケラケラしたり、一輝が最近仕入れたお気に入りのレコードを聴いて過ごし、もう寝る時間(だいたい午前2時前後)になってしまった。


二人で寝っ転がると、少し小さめのシングルベットに横たわり、天井を二人で見上げていた。


「・・・、あのさ。一輝。あたし、やっぱり大好きだよ。一輝のこと。だからさ、一輝は、どう思ってるのか、知りたいのね。」


「・・・・・・・。」


「きっと、つきあったら、あたし一輝が休みのときには、絶対会っていたいて思っちゃうし。そのくらい大好きなんだけどさ。」

「・・・・・・・。」

「彼女にしてもらいないのかな。」

「・・・・・・・。」


「って、もう寝てるよね。」

あたしは一人で情けなくなって、力が抜けてしまった。


そのまま、夢でも一輝が登場し、休んだ気がしないまま、部屋がうっすら明るくなっていた。