あなたへの想いは

日毎、募って。


鼻をつく蚊取り線香の煙も
酸っぱい、夏みかんの香りも

何処かの、打ち上げ花火も
何処かの、お祭りも



あなたがいるから

色褪せない、大切な想い出となって。



・・・でも、

あなたの中心にいる人物は、

他の、誰よりも近くにいる

わたし、ではなくて。


空の上にいる、アノコ。