理輝は私によくなついた。


同じ年の麻妃とは喧嘩ばかり
していたが


私が呼ぶと
理輝は真っ先に私のとこに
駆け寄ってくる。



「理輝は春妃のこと好き?」



「はるひ すき 」


理輝はにっこり笑う。



「じゃ、これからは
理輝が春妃をずっと守ってね。」

そう言うと


理輝は

「うん、一番幸せな女の人にする。」


そう答えた。