朝、シャワーを浴びて部屋にもどると、ベッドの枕元に置いてある携帯のランプが光っていた。 メールだろう。 見なくても相手は分かっている。 きっと優斗(ユウト)だ。 優斗は私の恋人で、同じ高校に通っている。 半年前から付き合っていて、高校でもすっかり公認カップルとして有名になっていた。