ことの始まりは18歳の冬。 高校3年の冬は灰色の世界で、 周りはみんな受験という名の戦争に勝つことで必死だった。 私はというと、 すでに推薦で某有名音大の声楽科への進学が決まっていて、 毎日を音楽に費やしていた。 年末が近づくとお父さん達も帰ってきて、 久々の家族団らんを楽しんでいた。