おかんのところの子どもは3人。
 上から小4の長女。小2の長男、年長の末っ子女子。
 キャラクターも全然違う、3人。
 年も近いせいか、一緒に遊んでくれるのは良いことです。

 今回はそんな子ども達、長女の周りのお話。

 小学4年生ともなると、●●くんと、◎◎ちゃんが、好き合ってて。
 なんて話も飛び出します。
 うちの長女は家でもそんな話をよくしてくれます。
 決して自分の話はしないが、友達の話はする。
 うちの長女はオタクなおかんから見ても、若干おまえそっちの道に走ってしまうか傾向がみられるのだが、見た目に反して超活発で、誕生日に竹馬をねだる様な女子です。
 学校の中休みも外で遊びたいらしいのですが、この年頃の女子は教室で遊ぶことが多いので、男子といっしょに外で弾けている模様。
 そんな長女から、K君がMちゃんを好きだという話をきいた。
 Mちゃんは長女と仲の良い友達で、家も近所。
 そして男の子のK君は勉強もでき、運動もでき、そしてピアノもうまいという。
 K君と仲が良く、そして席の近い長女に相談を持ちかけたという。
 そして長女はK君をMちゃんに告白する機会をセッティングした。
 K君、晴れてMちゃんに告白。
 しかしMちゃん恥ずかしくて返事できず。
 最初の展開はここまで。
「で、Mちゃんはどうなん?」
「MちゃんもK君のことがすきだから、MちゃんがK君に好きだよっていう返事するの」
 まじっすか。
 何!?
 小学生4年ってそっからどうなるの。
「そしたらさ、好き同士になったらどうするん?え?デートとかするん?」
「しないよ」
「へ?」
 おかんの疑問をぶった切った長女。
 どうやら好き同士だって公認になるぐらいらしい。

 数日後、めでたくMちゃんはK君に好きだと返事することができたらしい。
 しかしこの恋、秘密の恋らしい。
 なんせK君は学年1、もてるらしく、そんな好きどうしってばれると女子からの総攻撃をうけると長女が言っていた。

 小学4年といえども、色々あるんだねぇ。
 つか、もう女なんだねー。
 そして長女の話を聞こうとしたらうまく、はぐらかされた。