恋の抜け穴

これが最後なのに…
どうしていいのか分かんない……

私は涙が出そうになった。

大樹「そんな言い方はないだろ…考えて見れば俺お前とあんまり会話とかしてないな~とおもって………」

私は何も言わずに話しを聞いていた。

体育館の角で…

大樹「お前って俺が近ずくとすぐに逃げるよな?」

私はその言葉を聞いて過去を振り返ってみた。

沙絵「そう考えて見ればそうだったかも……」

私の声は少し涙ぐんでいる。

大樹「お前なんで逃げるんだよ?」

沙絵「あんたには関係無いぢゃん!!」

大樹はムキになって言った。

大樹「関係有るんだよ。」

沙絵「何で?」

沙絵は不思議そうに聞いた。

大樹「好きだからだよ。お前の事が好きだからだよ。」

大樹は言葉を探さずに言った。