『契約彼女』

* * * * *


ドアの裏にケイスケが居るなんて露知らず、

あたしはにっこりと彼女を見据えた。


「確かにね、あたしは苦手。

掃除も家事も得意じゃないわ。

でも、怠けてはいないつもり。

ミズキとトウヤは助けてくれてるよ?

出来ないあたしに教えてくれた。」


「ほら、やっぱり甘えてるじゃない。

都合よくて手頃なのを

手元に置いておきたいだけでしょ?」