『契約彼女』

* * * * *


「ただいま。」

カチャカチャとキーを回す。


おかしいな。

いつもなら声を聞いて迎えに来るのに。

寝てるのか?


ポケットには彼女へのプレゼント。

最近忙しくて構えなかったから、

好きな紅茶と小さなピアス。

暗いリビングを抜けて寝室へ向かう。

数日振りなのにすごく久しぶりの

気がする彼女の部屋。