『契約彼女』

* * * * *


あの日から一週間が経った。

あの日、『水上響子』と会ってから。


あたしは右手の指輪を外して

左手の薬指にはめる。

小さな手でもないし、

肉もなくガリガリなせいか節が気になる。

華奢な指輪なんて似合わないと思ってたのに

2つの小さな蓮が並ぶ指輪は

さほど違和感なく落ち着いた。


なんでそんなことしてるかって?

不安だから。