また瑛司に助けられた。 助けられてばかりで、ほんと情けないと思う。 けど人は必ず誰かに支えられて生きているものだから 支えられてるから 頑張れるんだよね。 あたし頑張るからね! 部員がちらほらと帰って行くなか、先輩とお話するためにあたしは部室の前に待機。 最近では自然と部員が声をかけてくれるようになって、心がほくほくと温かくなる。 けど今は、それすらもドキドキの材料になってしまう。 部室のドアが開くたびに、ドキッとしてはホッとしての繰り返しで 心臓がいくつあっても足りないよ…