『あ、大丈夫だよ!
元気になったら、あたしもサキちゃんと遊びに行きたいな。』
これは本心。
普通、好きな人の彼女とは友達になれないんだろうけど
あたしはサキちゃんを先輩の彼女としてじゃなくて、1人の女の子としてすごく尊敬してる。
だからもっと仲良くなりたいし友達になりたいとも思うんだ。
「じゃあ約束だよ?
2人でガールズトークだね。」
そう言って笑う彼女の屈託ない笑顔に、あたしは何度癒されたか分からない。
あたしはただ、黙って頷いた。
「紗季、迎え来たぞ。」
ちょうど話が終わった時、先輩がサキちゃんを呼んだ。
帰ろうとする姿を、あたしは手を振って見送る。
サキちゃんは車に乗り込んでから、窓を開けて手を振り返してくれた。
