『へ?なにいきなり…
気持ち悪いんだけど。』
「なんや最近、ヒナを見守る親鳥みたいな心境になってきてんねん。」
陽菜だけに、ヒナ??
全ッ然面白くないんだけど。
あたしの気持ち悪い発言はスルーしたのか、何やら突然悟り始めた瑛司。
「最初はほんまバカな奴やなって思っとってんけど、一途で純粋で…可愛く見えてしまうねん。」
なッ!?
今なんて?
瑛司があたしのこと
可愛いって言った?!
褒められてるんだろうけど、瑛司だからかな?
全く嬉しくありません。
「俺も子供が生まれてパパに
なったら…。」
あたしの気持ちを知ってか知らずか、まだなんか言ってる。
『さ、帰ろうかな。』
面白いから、あたしは1人でしゃべって自分の世界に入っちゃってる瑛司を無視して、荷物を持って帰った。
明日瑛司、怒るだろうな。
