Secret Heart




・・・



今日の部活も無事終了。




部員も部室に戻り始めたし、そろそろあたしも片付けを始めようかな。




片付けようと荷物を持って部室に戻ると、ちょうど出てきた誰かとぶつかった。




『痛ったぁ!』



その反動でしりもちを突いたあたしは、荷物をぶちまけてしまった。




「ごめん陽菜ちゃん!」



お尻を擦っていたあたしは、その声に反応して上を向くと


そこにいるのは、酷く焦っている様子の先輩だった。




なんか、様子がおかしい…




『…先輩、どうかしました?』



先輩は一瞬悩んだような顔をして、瞳を閉じてふぅっと息をついた。




「ごめん、俺急いでるから。」



そう言って、血相を変えて走って行った。




先輩、何かを言おうとしてたきがする…




先輩のあんな顔を初めて見た。



少し、怖いと思った