ペアリングに愛をこめて


「・・・っ・・」





気づけば、アタシは泣いていた。





本当はわかってた。





ハルがもう二度と目を覚まさないこと。





けど、受け入れるのが怖かった・・・









ハルともう二度と会えないなんて





ハルともう二度と笑いあえないなんて





ハルともう二度とキスできないなんて、





認めたくなかった。わかりたく、なかった。