♪♪♪~ 「あ、拓哉から電話だ」 別れてから1回も連絡取ってないのに…どうしたんだろう? 「もしもし、拓哉?」 『もしもし!?理世、もう聞いたか!?』 「え、何のこと?」 少しの沈黙の後、告げられた衝撃の事実。 雨の音も風の音も全ての音が聞こえなくて、その一言だけが鮮明に響いた。