アタシはそれから毎日毎日ハルに会いに行った。 別に何をするでもなく、ただ傍に座っているだけ。 たまにハルの手を握ったり、髪を撫でたりするだけ。 不思議と“悲しい”感情はなかった。 ハルの傍にいれるだけで嬉しかったから。 そして病院に通い始めて1週間くらいたったある日…