大丈夫。 笑顔でバイバイするって、家で練習したもん。 「…亜美、2日間の彼女だなんて言うなよ。」 あ、それは二日前に言った……。 「ずっとお前は、俺の彼女なんだから。」 困ったように笑い、優太は首元のネックレスに指を引っ掛ける。 「おそろ。絶対外すなよ?」 外すわけないじゃん。 2日間の学校終わりに可愛い雑貨屋に寄り、お揃いで買った天使のネックレス。