キキィ… 自転車を止めて、向かった場所。 「公園じゃない。」 「そぅ、公園だよ。」 亜美は訳が分からずに立ち止まる。 「お〜いっ!康介遅ぇぞっ!!」 「スンマセン!今日は飛び入り参加の助っ人用意しましたよ〜!」 助っ人? 何の話よ。 亜美はさらに首を傾げる。 「亜美、サッカーやるぞ。」 笑顔でこちらを振り向き、そう言った。