「先輩、何ででしょうね?」 あたしは軽く上目遣いで先輩を見る。 じゃないと、先輩の背が高くてハッキリと顔を見れない。 「何が?」 「昔から一緒に居るみたいな感覚するんで…。」 あぁ、と先輩は笑って… 「俺らは"運命"だったのかもな。」 出会うコトを定められ、互いに自然と惹かれてゆく。 先輩の存在からは、運命と呼ぶに相応しい温もりを感じる。