「じゃあ、何であたしのクラス知ってるんですか。」 あたしは持ち物にクラスまで書くような几帳面じゃない。 しかも、制服にクラス章も付けてない。 「あぁ、太郎に聞いた。」 胡王先輩?! また何で胡王先輩……。 「よくアンタを見掛けたそうだよ?学校で。」 「えぇっ?! 胡王先輩もこの学校の高等部!?」 「そ……。」 んなアホなぁ…。 全く知らなかった……。