「…アンタ、何でそんなサッカー上手いの?」 「え………」 亜美は悩む。 サッカー選手にカッコ良い人が居たから上手くなろうとしてなった…なんて女子として言って良いものなのか。 「いやぁ、コイツね……モガッ!!!」 「いや、弟二人と康介に付き合ってやってたら上手くなって…」 思いっきり康介の口を塞ぎ、続きの言葉を止めた。 「…ふーん。」 自分で言ったくせに興味無さそうな口振り。