「いっけぇ〜!」


「亜美〜!シュートっ!!」




ワーワーと歓声の上がる夕暮れに染まった公園。



「亜美スペシャルシュ〜トっ!!」




バシュッ!!



亜美と呼ばれた一人の女子高生が華麗なゴールを決める。



「亜美やるぅ」


「お前サッカー部入れよっ!」




亜美は苦笑いして、



「…嫌よ、辛いもん。」