様々な疑問もあったが、黙って言われる通りに事務所を出た。
外には、長いリムジンが横付けされていて、異彩を放っていた。
白井は扉を開けて、車に乗るように促す。
車内は、キラキラと装飾が施され、高級感漂うソファがぐるりとテーブルを囲んでいた。
「すげーな…」
明は感嘆の声をあげた。
テーブルの上には、飲み物が並ぶ。
「よろしければお飲み物、どうぞ」
白井はそう言って一礼して、扉は閉まる。
試しに扉を開けてみようとすると、簡単に開く。
何で鍵を閉めないんだろう…。
逃げられてもいいわけ?
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