たった二日…
聞かなかっただけなのに…


小西の声が
とても懐かしく感じた…




『リナもしもぉ〜し』



『あっあのねっ…』



『なんだょ寂しくなったか』



明るく聞く小西




『なっ、何それっ
別にそんなんじゃ…』




小西とはクリスマス以来
顔を合わせていない。


長崎へ向かう前の日、
少し電話で話したのが最後だった。




『どうだぁ?
そっちも寒い?』



ハッとする




『小西…』


『んどした』



『アタシ…、
帰って来ちゃった』


心臓がドキドキしていた。



『うそっ
長崎から』


『…ぅん』


『いつ』


『…今…』


『何処に』



『…家に…』



『待ってろっ』



プッ プーップーッ…








pm11:57