目を瞑っていた。


夏はゆっくりと目を開ける。




春の顔が気になって…


その、目を瞑って舌をいれる春の顔は赤くてかわいかった。



それにつれて夏の頬も赤く染まっていく。




再びゆっくりと目を瞑った。


そして春の舌に舌を滑らかに絡ませた。




それはすごく気持ちよくて…


一番居心地のいい場所だなって気づいた。




春は手を夏の背中に添えて、自分の方に引き寄せた。


そしてギュッと抱きしめた。




夏はそれを受け入れた。


夏もあいている手を背中に当てて抱きついた。




一度唇を離し、春はこうつぶやいた。


『愛してるよ…』


『愛して…』


“る”が言えなかった夏。


春の唇がそれをふさいだから…。