彼女は少し照れたふうに、上目遣いで僕を見た。 「やっぱり私、黄色より赤が好きかな」 彼女はガラスの花びらを、赤に変えたのだ。 赤に変えた理由…… まさか、それって―― 彼女はクスッと笑った。 僕もクスッと笑った。 そして、僕は言った。 「似合ってるよ、とっても」 赤いチューリップの花言葉…… 愛の告白――。 ――Fin