(えっ!!!愛の告白?…プ…プロポーズって?…………………………
私そんな恥ずかしい台詞言った?
言ったかなぁ?

そう言えば、カイルの傍にずっと居たいとか、
毎日抱き締めて欲しいみたいな事言った!確かに言ったよ!!


イリュウさんと、アランに言われて気づいたよ!あの台詞は愛の告白のように聞こえるよ


うわぁ~~!//////…恥ずかしい~)



美琴は羞恥で顔を真っ赤にして、チラッとカイルを見ると、

カイルは片手で顔を隠しているが、耳まで真っ赤になっているのが分かった。


(…///…恥ずかしくてみんなの顔が見れない)


『わ…わたし、部屋の片付けがあるから、戻りますね!

あの…失礼しました~。』




居た堪れずに一目散にその場を離れた。






残された4人は深い溜め息を吐いた。



『「「「無自覚って怖いな(ですね)」」」』




「無自覚であの台詞はヤバいな!!」


カイルを見てニヤリと笑うアラン


『あそこまで鈍感だったとは……』



(わたしは美琴が好きだから、
美琴の本心が聞けて嬉しかった。

だが、美琴が自分の気持ちに気づいての
あの台詞だったら、嬉しさで抱き締めてしまっただろう)