カイルは衣装部屋らしきところに入ると直ぐに出て来た。
『アラン達が来る前に着替えて来い。』
そう言って美琴にガウンを渡した。
『ありがとうございます。』
……えっ!!
受け取ってベッドから出ようとするが、また、カイルに抱きかかえられてしまった。
(私の顔から
火が出そう!!…
か…かおが…
顔が…近いです。
恥ずかしい~///)
カイルは涼しい顔をして
衣装部屋で美琴を下ろした。
『ドアの前で待っているから
着替えが終わったら、呼べ。』
『はい!!』
カイルが、出て行くとパタンとドアが閉まる
(涼しい顔してさ
私は馴れてないんだから…///)
制服を脱いで下着姿になると、
(なに…酷い…痣、気持ち悪い)
躰中の痣が気になるけど
マジマジ見ると気持ち悪いから、あまり見ないようにガウンを羽織った。
『カイルさん、着替えました。』
カイルに聞こえるように、呼んだ。
この後は、言うまでもなく、
カイルにベッドまで運ばれた。
