カイルとアランは執務室で仕事をしていた。




…ン……チッ!!






「カイル!!」



『アラン、中庭に侵入者だ!!』


カイルとアランは小さな異変を感じその場所に向かうように動いた。





「あの結界をくぐり抜けたのか!?」


二人は走りながら会話をする。


アランは、まだ信じられなかった。あの結界は容易く、くぐり抜けられるものではないのだ…


『あぁ…そうみたいだな…
逃げられる前に捕まえるぞ!!』

『急げ!!』