「いやいや、いつも中
山さんは元気いっぱい
の女の子だと感心して
るよ。」

『元気いっぱいの女の
子か・・・。』

店長にとって私なんて、恋愛の対象なんてならないんだろうな。

そんな感じが、見え隠れしていた。

私は、そんな雰囲気を見て見ぬふりをした。

私は、とびきりの笑顔で、

「さ、店長、開店準備
しちゃいましょう。」

ひきつっていたかもしれない私の笑顔、

見られないように、店長の肩を”ポン”と叩いて、シャッターを開けた。