「勇、此処階段。」
「知ってる。」
「勇、階段降りたい。後一段なの。」
「知らない。」
「勇、いい加減制服乾かさないと勇が風邪ひいちゃうよ?」
「いいよ、別に。それよりさ…キスしてい?」
………えっ……
「俺、もう我慢出来ない。」
「……ゆ…う…。」
勇は腕の力を弱めてあたしを勇と向かい合わせの形にすると腰を少し屈めて
「…好きだよ、真衣。」
優しく微笑んであたしの唇に自分の唇を重ねた。
…ヤバイ
今の超かっこいい
反則っ///
「…なぁ、真衣。ちょっとエッチなことしてい?」
バ、カじゃない
そんなことあたしに聞くなぁぁ!!
「…え…う…あ…えっと…その「ごめん、無理」
グイッ
ええぇっ!?


