「……綾香怒ったらなにするか自分でもわからないんだけど?」 鹿島さんがエプロンのポケットから梱包荷物をほどくのに使うカッターを出した 嫌な予感がした 鹿島さんはカチカチとカッターの刃を出すとあたしの頬にペチペチと当てた 金属の冷たさが伝わってきてゾクッと背中が泡立った 「こ~んなきれいな顔、傷つけるのもったいないんだけど?」 「なっ…に言って…」 「ねぇ?綾香と付き合うでしょ?」