事務所に残されたあたし、とまだ手を放してくれない篠宮さん 「篠宮さん?」 「花梨さん…鹿島さんに近づかないで下さい」 「へっ…?」 「この前、ビリビリ事件の犯人がわかったって話しましたよね?」 「は、はい」 そう、蒼太が事務所に乗り込んできた時、篠宮さんは犯人の名前をあげたんだけど、あたしは信じられなくて笑っていた 「…鹿島さんだななんて嘘ですよね?」 「こんなこと嘘言うほどバカじゃありません」 「で…でも、どうしてです?それに今日だって笑いながらここにきたんですよ?」 「……」