しばらくしてから

私はあるコトに気づいた

「そういや、客来んね」

私は妹の約束なんてすっかり忘れてた

「そうですね。全然来ませんね。」

淡々と喋るこいつを見た
しんどそうな顔をしている

大丈夫か?本当に…

「少し座っとけば?」
「そうさせてもらいます」

倒れ込むようにあいつは座った